農産物のネット販売で「安売り競争」に泣かずに高値で販売する方法3選
2024/04/04
今日は「安売り競争」に泣かずに、野菜や果物をインターネットで高値で売る方法について話します。
直売所やネットで販売されている方から、こんなお問い合わせをよくいただきます。
どうしても安売りになってしまう……
ライバルが多すぎて、安くしないと売れない……
なんだか慈善事業してる気分になってきました
いやもう……ほんと安売りってつらいですよね(泣)
私はこういう声を聞くと、いつも、とても苦しくなります。
3つ目の「慈善事業をしている気分になってきた」っていうのは、
メルカリで販売されている方からの声だったんですが、
この方、かなりたくさんの農作物が売れていたんですよね。
お客様からの評価もとても良くて。
これだけ評価がいいんだから、
多少高くしても売れるだろうと、
値上げをはかってみたそうなんです。
でもそうしたら、ぱたりと売れなくなってしまったらしいんです。
どんどん値下げ交渉されて
安くしないと売れなくて、
利益なんてほとんど出ないので、
もう「私はボランティアかな?」って思ったということですね。
売れたら嬉しいですけど、その分時間もかかります。
毎回値下げ交渉に付き合ったり、また販売ページ出したり。
周りのライバルの価格を何度もチェックして、
「あ、値下げしてる!」と思ったら、自分も合わせて値下げしたりして。。
だんだん疲れてきてしまうのも分かります。
時間も有限ですからね。
寝る時間、休む時間を削って、
ずーっと安売りし続けるのはつらいですし、
誰もやりたくないと思います。
しかも安売りで買われると、
実はクレームもつきやすいんですよね。。
一生懸命安くしたのに、
「美味しくなかった」とか
「届くのが遅い」とか文句を言われる。
めっちゃ嫌じゃないですか!
私だったらなんでやねんってなります。
この記事でお話している3つのポイントを
最後まで読んで実践していただくと、
あなたも安売り競争に泣かずに
高値でもばんばん農産物が売れるようになります。
断言します。
高値で売るとクレームも減ります。
私がお手伝いしている方の中には、
一晩で150セット完売を
達成している方がいらっしゃいますが、
ほぼクレームゼロ件です。
たっぷり利益が出ると、気持ちも上がります。
一度にたくさん売らなくてもよくなって、どんどん販売が楽になります。
これまで無料でお話してこなかったことも
書いていますので、ぜひ最後までご覧ください。
農作物のネット販売で、安売り競争に泣かずに、野菜や果物を高く売る方法3選
さて、その方法とは、次の3つです。
1.価格をウリにしない
2.希少性・限定性を高める
3.本命商品を用意する
1.ネット販売では、価格をウリにしない
いきなり何言ってるの……??
メルカリとかだと安くしないと売れないんだけど。
って思われるかもしれませんが、
次に言うことを何度も頭に叩き込んでほしいんです。
「価格でアピールするのは最後の手段です」
もう一度言います。
「価格でアピールするのは最後の手段です」
どんな場所でも
「販売スペース」が与えられていますよね。
メルカリでも写真を貼りつけたり、
文章を書いてアピールしたりする商品ページがあります。
↑誰よりも見やすく、目を引く写真にしていますか?
ここでもし、しっかり
他の人よりもアピールしていないのに、
「安くしないと売れません」
と嘆いているとしたら、
それはめちゃくちゃもったいないことです。
まずはしっかり
「お客様があなたの商品を買うべき理由」
を価格以外で説明してください。
「お客様があなたの野菜や果物を買うべき理由」をしっかり伝える
お客様は、色んな気持ちで商品を探しています。
たとえば「甘い果物が食べたい」とか。
そんなときに、すごく甘い果物の販売ページが
目の前に飛び込んできたら、ほしくなりますよね?
でもこれは、文章でしっかりアピールしないと、お客様に伝わらないんです。
たとえば「糖度◎◎度で、これはこの果物の平均的な糖度よりも何度も高いです」と伝えれば、甘い果物を探していたお客様には、「そこまで言うなら食べてみたい!」となりますよね。
同じように、野菜を販売するんだったら、
「うちの野菜は直売所などでも大人気で、毎日行列ができます」と伝えたり、
「野菜嫌いのうちの子どもが丸かじりして食べてくれるトマトです」と伝えたりすることができます。
写真でも、暗い写真を使うのではなくて、
明るくてヨダレが出てくるような美味しそうな写真を撮りましょう。
で、ここまで文章や写真を研究してみて、
最後の手段として、価格について伝える、という順番がとても大切です。
2.ネットで販売するなら、「希少性」「限定性」を伝えること
次に希少性、限定性です。
希少性(きしょうせい)というのは、珍しいもののこと。
限定性(げんていせい)というのは、今しか手に入らない、ということ。
「いつでも手に入るもの」よりも、
「なかなか手に入らないもの」にお客様は高い値段を払います。
たとえば台湾や沖縄では、マンゴーがありふれているので、高値はなかなかつきません。
台湾の八百屋などでは、超巨大で美味しいマンゴーが500円とかで売られているわけです。
それが、東京駅で販売すると、なんと30,000円(実に60倍!)の値段がついたりします。
これが希少性です。
(もちろん台湾と日本の物価の違いもありますが、60倍はさすがに違いすぎです)
そんなこと言っても、うちが販売できるのは
ありふれてるものだし……
とお悩みの方。
大丈夫です!
希少性も限定性も、探せば必ず見つかります。
希少性も限定性も、しっかり探せばちゃんと見つかる
「この栽培方法をしている人は地域でもうちだけです。◎◎を美味しくするために、こだわっています」
「たいへん甘いとこの地域では評判なんですが、全国では驚くほど知られておらず、地域で通販でお届けしている人もいません」
などの表現はどうでしょうか?
希少性が高まりますよね。
あなたの地域の野菜が、通販では全国にあまり出回っていない。それだけで希少性は高いんです。
他にも、たとえば旬の野菜の場合など、どうでしょう?
「この野菜は今がいちばん美味しい時期です。最高に美味しい時期に食べてみてください」
なんて言ってみるといいでしょう。
別に何も変わったことは言っていませんが、限定性が一気に上がって、お客様には魅力的にうつります。
3.農産物をネットで販売するときは、「本命商品」を用意して、お客様の動線を作ること
最後に「本命商品を用意する」方法です。
たとえばメルカリなどでは、なかなか高値をつけるのが難しいのはその通りです。
しかし、それを逆手にとって、安く売る商品をファンづくりのための「フック」と考えて、仕組み作りをしていきましょう。
まずは一度手に取ってもらうのがとても大切です。
お試しをしてもらって、この農家さんの野菜は美味しい!また食べたい! と思ってもらえるようにする。
チラシを同梱して、ホームページで販売している本命商品について案内する。
QRコードを取り付けておいて、LINE登録してもらったり、ホームページに来てもらったりする。
こうすれば、安売り競争に泣かず、しっかり利益の出る商品に興味を持ってもらえるようになります。
これについては別の記事でもご説明しているので、また見てみてください。
農作物のネット販売で、安売り競争に泣かずに高値で野菜や果物を売りたいなら、◎◎◎作りが必須!
この3つを聞いていただいても分かる通り、
メルカリなどのプラットフォームは販売の勉強と、
ファン化の入口のために利用することが重要です。
大きく売れている人は、もれなく「仕組み作り」をしています。
3か月で月商600万円の農家さんや、
100日で売上2倍の農家さんや、
一晩で150セット完売の農家さん。
↑ネット販売の準備からわずか100日で売上2倍、販売2年目にはなんと8倍を達成した農家さん
みなさん、いっさいライバルを気にせず、
高値で販売を続けていますが、ファンの方が増える一方です。
これらの農家さんがやっているのは、
ホームページを中心とした、「高値でも売れる仕組み」作りです。
この仕組み作りの方法について
成功事例満載でお伝えしている書籍やセミナー映像があるのですが、
こちら、現在プレゼントを行っていますので、
興味のある方は、ぜひ受け取ってみてください。
↓
一人でも多くの人が安売り競争に泣かずに、
あなたの満足のいく値段で
販売していただけることを願ってやみません。
この記事がお役に立てれば幸いです!
それではまた!
この記事を書いたのは
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昭和61年1月12日生まれ
香川県高松市生まれで現在は東京都在住。
元小学校教員。(埼玉、島根)
現「株式会社たねをまく」代表取締役。
過疎化、新型コロナウイルス、燃料費高騰、後継者問題、価格の乱高下……
今、日々の生活の苦しい農家さんを救うのは
インターネット販売であることと考え、
ITの知識を生かして2015年に起業。
日本初の、農家さんに特化したネット販売アドバイザー。
新規就農の方や農家さんが、野菜や果物をインターネットで販売して利益を出す方法や考え方をお伝えし、「農業はもうからない」という常識をくつがえしたいと思って活動しています。
【農家さんの主なコンサルティング実績】
✅ネット通販を始めて、準備期間を含めて100日で売上2倍、2年目にはその4倍を実現した那覇マンゴー園様
✅人口300人の小さな島で、ネット通販で不安視されやすい野菜(玉ねぎ)の販売により、テレビなどのメディアの紹介を呼びこみ、ネットのみの売上が数百万円に。ブランド化に成功した津和地島だより様
✅「パソコンに触れるところから」と言っていた農家さんがスイカのネット通販を始めて、400玉を24分で完売⇒月商900万円を達成。1年目から2年目の売上が6倍になった、しあわせスイカ農園様
✅若い農家さんがネット通販を主軸に考えてあえて農園の規模を縮小し、単価を上げて効率的に利益倍増。例年1日以内にすべての商品が完売する、サカヤ農園様
✅加工品のネット通販を始めて、ホームページの開設直後から、売上を前年比5倍にされ、Xのフォロワー数も2.5万人をこえる、あったか野菜農園様
✅単価が安く、高値ではなかなか引き取られない白菜やナスなどの野菜を、YouTubeチャンネルでの情報発信を絡めた販売で、登録者数14万人ごえ⇒すぐに予定数完売まで到達した三和農園様
✅ゼロの状態からブルーベリーの観光農園を始めて、1年目から2年目にかけての来場者数を一気に8倍にされ、ネット通販と合わせて売上を伸ばし続けている、さわやかブルーベリーファーム市原様
✅農業のイメージの少ない世田谷区でチューリップを育てて販売し、わずか1年で売上を2.5倍に。キーワード「チューリップ農家」でも2位に到達した、せたがやチューリップ農園様
【主な講演実績】
✅愛知県岡崎市役所さまからのご依頼で、販路拡大セミナー講師としてぐるなび様とあわせて登壇。(参加者満足度97%)
✅千葉県千葉農業事務所さまからのご依頼で、販路拡大セミナー講師として登壇。
✅インテックス大阪で開催された関西農業Weekにて、農作物のネット販売について講演。(事前注目度2位&参加者満足度90%超)
✅幕張メッセで開催された農業Weekにて、農作物のネット販売について講演。(参加者満足度96%超)
✅福寿園様、祇園辻利様など、お茶の流通業者や生産者の集まる「宇治茶アカデミー」にてECサイトの運用方法について講演。(参加者満足度94%)
✅秋田県の若手農業者・新規就農者のみなさまに向けて、農作物のネット販売について講演。
✅JICAプロジェクトの一環で、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州の農業局職員のみなさまへ、日本の農業の販路開拓の実際について講演。
✅福岡県の主催で、ふくおか農業トップランナーキャリアアップ講座に登壇。福岡県の女性農業者のみなさまに向けて講演。
✅その他、大阪、鳥取、埼玉、青森など日本全国からご依頼をいただいて講演中。
【書籍】
『メールもタイピングも苦手だった小さな農家さんが、農園の規模を変えずに、ネット販売準備開始から100日で売上を去年の2倍にした物語』を大手ネット書店Amazon様にて販売中。(高口のLINEに登録していただくと無料でお読みいただけます)
【記事掲載&メディア露出&協力】
✅NHK
✅マイナビ農業
✅FM COCOLO「僕らは海峡を渡る」
✅テレビ朝日系列「駅テレマルシェ」
✅YUIME JAPAN
✅成城大学プラントベースプロジェクト
【その他】
✅参議院議員会館で行われた「知のオリンピック」にて、弊社の取組を紹介したところ、3位入賞の栄誉をいただきました。
✅農家さんのお手伝いで、クラウドファンディング事業に参加。文章や写真撮影、宣伝など全面的にサポートし、350%の達成率で成功。
✅農家さんのための通販専門講座「ファーマーズメールオーダーアカデミー」を主宰。受講生165名突破。
インターネットの苦手な方でも、野菜や果物、お花のネット販売や観光農園づくりを一から学ぶことができ、年商1億円の農園クラスの超本格的なホームページを作って販売が楽しく始められるサービスを展開中。
北は北海道、南は沖縄県宮古島まで、
毎日全国からお問い合わせをいただき、
農家さんの販売事業をサポートさせていただいています。
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ネット販売を中心として農家さんが長期的に利益を伸ばす方法や、高口自身がサポートした成功事例、始め方などを解説しています。
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