農家さんがインターネットで販売する方法5種類を徹底解説【初心者が利益を出せる3つのステップつき】
2024/06/15
お知らせ今日のブログの内容は、高口のYouTubeチャンネルでも公開しています! 農家さんがネット販売でもうけるための情報をたくさん公開していますので、ご覧になってみてください。
この記事では、現在、農家さんが始められるネット販売の方法(選択肢)について徹底解説します。
今話題のネット販売を始めてみよう!
なんかいっぱいあるぞ……。
……い、いったい何をすればいいんだ……。。
と、ネット販売を始めようとする方が不安になるのも無理はありません。
とにかく今の時代は、ネット販売の選択肢が多すぎる!
でも、広告が出ている会社をなんとなく選んで始めても、ぜんぜん売れないとか、手数料が高くて慈善事業をしている気分になってきた、なんて話もよく聞くんですよね……。
そこで今回は、農家さんがインターネットを使って販売を始めるにあたって、どんな選択肢があるのか、そしてそれぞれの場所にどんな長所・短所があるのかを説明します!
そのサービスを提供している会社の人ではなかなか言えないような、けっこう現実的な話もします。
でも、この記事を最後までお読みいただければ、実際に利益を上げている方が実践しているオススメルートをお伝えしていますので、この記事を最後までご覧になってくださいね!
農家さんのネット販売の方法1:自分で営業をする
一つ目は自分で営業するという方法です。
これはネットのない昔からよくやられていた方法ですね。
地元のレストランをインターネットで検索して、電話やメールで問い合わせてみる。
直接足を運んでみる。
インターネット上で情報の出ているレストランなどとつながっていくという方法ですね。
農家さんが自分で営業をする長所(メリット)は何?
この方法の長所は、定期的に買ってもらえるようになることですね。
定期的に買ってもらえるようにしていくことは販売の基本。
複数の売り先ができてくると、だんだん生活も安定しやすくなってきます。
農家さんが自分で営業をする短所(デメリット)は何?
この方法は、行動力と営業力が必要です。
とくに電話やメールだと失礼になりやすいので、直接足を運ぶなど、ていねいな対応が必要になりますね。
また、新型コロナや昨今の物価高騰の影響もあって、外食産業は危機的状況になっています。
そもそも飲食店って、とくに都市部では、長年続けられる店ってほんと少ないんですよね。
とつぜん契約が切られることもある、という点も分かっておいてください。
農家さんのネット販売の方法2:販売代行に依頼する
行動力がなくてもいいのが、2つ目の、販売代行に依頼する方法。
インターネット上では、あなたの野菜や果物を、かわりにスーパーや、ネットで売りますよ、という人がたくさんいます。
農家さんが販売代行に依頼する長所(メリット)は何?
長所としては、この方法だと、多くの場合は、何もする必要がない点ですね。
その人に野菜や果物を渡して、あとは売ってもらうだけ。
これは楽ですね。
農家さんが販売代行に依頼する短所(デメリット)は何?
手数料が取られる構造は、従来のJAさんなどと変わらないんですよね。。
何もしなくていいので、必然的に引き取り値は安くなりがちです。
もうけたいと思ってネットで探しているのに、結局安値で引き取られる。
そうなりかねない、ってことですよね。
また、販売してくれる人がいなくなったら、また信頼できる人を探すことになります。
色んな販売代行業者がいるんですが、正直、売る力がない人もたくさんいたり、美味しい話だけして手数料を高く取ってきたり、という、あまり良くない業者もたくさんいますね。
十分な知識が必要です。
以下の記事で、農産物の販売代行の種類と、メリット・デメリットを詳しくまとめています。
大切な農産物を人に任せる前に、必ずこちらの記事に目を通してみてください!
農家さんのネット販売の方法3:プラットフォームで販売する
人に任せるのではなくて自分で売る方法として、プラットフォームで販売するというやり方があります。
・メルカリ
・食べチョク
・ポケットマルシェ
・楽天市場
など。
農家さんが野菜や果物を自由に出品できるサービスですね。
農家さんがプラットフォームでネット販売する長所(メリット)は何?
プラットフォームの長所としては、出品ハードルが低い場所が多いということ。(楽天は別)
メルカリなど、ふだんから利用している人なら、スマホ一つで、1時間もあれば売り始められますね。
売れなければお金がかからない、という場所が多いのも気楽でいいですよね。
農家さんがプラットフォームでネット販売する短所(デメリット)は何?
ただ、この場所も手数料がネックです。
たとえばメルカリさんだと売れるたびに手数料10%がかかります。
さらに、各社が広告を出してどんどん農家さんを集めていますので、ライバルが増えて安売り競争が過熱している状況です。
安売りでもたくさん売れると、最初は嬉しいかもしれませんが、正直、だんだんいそがしくなりますし、しんどくなりますよね……。
売るためのスペースも限られ、一覧で価格が表示されるので、お客様としては、安いものを選びがち。
売れるようになるために、知識と工夫が必要ですが、高値で売るのには限界がありますね。
以下の記事で、農産物を販売できるプラットフォームを利用するメリット・デメリットを詳しくまとめています。
大切な農産物を販売する前に、必ずこちらの記事に目を通してみてください!
農家さんのネット販売の方法4:ネットショップを作成する
次が、自分でネットショップを作る、という方法。
・BASE
・Stores
・カラーミー
・Shopify
・メルカリShops
など。
農家さんがネットショップを作成して販売する長所(メリット)は何?
この方法の長所は、自分で在庫管理をしたり、販売ができたりすることですね。
一通り直販の基礎を学ぶにはうってつけの場所でしょう。
農家さんがネットショップを作成して販売する短所(デメリット)は何?
やはり手数料・月額料金がネックになってきます。
【BASEの例】(記事作成時点)
・決済手数料 ⇒ 3.6%+40円
・サービス利用料 ⇒3%
・振込手数料 ⇒ 250円
・事務手数料 ⇒ 500円
↑こんな感じで手数料が分散していることが多いので、分かりづらいんですよね……。
無料をうたっていても、思わぬところでお金を取られている、ってこともあるので注意してくださいね。
ネットショップを作ったから「売れる」わけではない。課題は集客。
また、ネットショップを作っても、「それだけで集客は難しい」という難点があります。
たとえばBASEで作られた簡単なネットショップが、検索で上位に表示されるということはほとんどありません。
せっかくお店を作っても、それをどうやって人に知らせるか考える必要がありますね。
簡単なネットショップの仕組みだと、作りこみもあまりできません。
商品を棚に陳列するような感じで、無人島に直売所をオープンしているような気分になる方もいます。
ネットショップを作ったから売れるようになるわけではないですね。
農家さんのネット販売の方法5:ホームページを作る
自分の商品の良さやこだわりなどをしっかり伝えたり、発信の中心地となるホームページを作る。
ホームページにネットショップの機能を取り付けて、注文を受け付けられるようにする。
方法は、自分で作るか、人に任せるか。
農家さんがホームページを作成して販売する長所(メリット)は何?
長所は、売り方さえ学んでいれば、いくらでも売れるように作りこめることです。
ネットで大きく売れている農家さんは、みなさんホームページを作っています。
年商1億円を公言されている寺坂農園さんも素晴らしいホームページがありますし、私がお手伝いしている農家さんにも、みなさんホームページを準備していただいています。
「売れるまで作りこめる」
という点が最大の魅力で、ファンを作れるようになれば、LINE一通で完売、という状態も実現可能です。
↑LINEを1通送るだけで、毎年、商品が20分足らずで完売している那覇マンゴー園さん
農家さんがホームページを作成して販売する短所(デメリット)は何?
よく言われるのは、ハードルが高いということですね。
自分で作るなら知識が必要だし、人に任せるなら、初期投資が必要になります。
ホームページの相場をお話するのは難しいんですが、30万円以下で受けようとするところは、大体始めたばかりの実績がないところです。
制作会社もホームページを作るのには人件費や労力がかかりますので、安値にしていてはもうかりづらいですからね。
100万円以上かかることもふつうにありますね。
それを投資として考えられるか、ということ。
制作会社にマーケティングやライティングの能力があるか、が非常に重要。
また制作会社に依頼をする場合、その会社が、あなたの商品の魅力を十分に引き出してくれるか。
検索で上位に表示させてくれるか。
このあたりの十分な実績や、コピーライティングの能力がほしいところです。
ちなみに電話営業してくるところは検索で上位に表示させる能力があるのか疑問です。
基本的になしですね。
農家さんのネット販売の方法5種類と、それぞれどんな人に向いているかをまとめてみます。
まとめると、
①自分で営業は、足で稼ぐことに自信がある人向け。ネットでつないでくれるサービスもありますが、それだけで安定は難しい。
②販売代行は何もしたくない人向け。ただし、手数料が最も高く、相手もビジネスでやってますので、ずっとあなたの野菜を売ってくれるとは限りません。
③気軽に始めやすいのはプラットフォームでの販売。このハードルの低さはものすごい魅力です。ただし、高値では売れにくく、いそがしくなりやすい。
④直販してるという気分になれるのは、ネットショップ作成。ここで課題になるのは集客。野菜を棚に並べるような感じなので、自分の農産物を高く売ることはなかなかできません。
⑤うまくすれば一番高値で楽に売れるのはホームページ。ただし投資も必要。一度仕組みを作ってしまえばめちゃくちゃ楽にすることもできます。
となりますね。
今の時代、たくさんの選択肢があります。
ところが、それぞれ一長一短です。
ここで売れば売れます!
ここで売りましょう!
とは私は言うことはできません。
でも何より大事なのは、しっかり利益を出すことですよね。
農家さんのネット販売おすすめルート3ステップ
私のオススメルートは以下の3つ。
1⇒メルカリなどでまず販売してみる
2⇒自分の仕組み作りにチャレンジする。(ホームページ、SNS、YouTube)
3⇒自分の時間を作りつつ、高く売れるようにしていく。
これは、メルカリで販売すれば売れるよ、ってことではありません。
手数料や安売りに泣かないために知識や工夫が必要ですよ、ということです。
農家さんのネット販売おすすめルートを、さらに具体的に解説した記事があります。
【超重要】たった一晩で全商品完売も可能! 農家さんが楽に、効率的に、農産物の販売で利益をあげられるようになる3つのステージ
上の記事では、このオススメルートをさらに具体的に解説しています。
気になった方はぜひ見てみてください。
豊富な成功事例をもつ野菜・果物のネット販売の専門家が、あなたのご相談をおうかがいします
筆者は野菜や果物のインターネット販売の専門家として、これまで10年間、農家さんのお手伝いをしてきました。
これまで4000名をこえる農家さんとやり取りし、知識0から、野菜や果物のネット販売を始めようとする農家さんたちのサポートを、継続して行っています。
専業・兼業・新規就農・ベテラン農家さんを問わず、以下のような農家さんたちの販売成功実績があります。
↓
✅ネット通販を始めて、準備期間を含めて100日で売上2倍、2年目にはその4倍を実現した那覇マンゴー園様
✅人口300人の小さな島で、ネット通販で不安視されやすい野菜(玉ねぎ)の販売により、テレビなどのメディアの紹介を呼びこみ、ネットのみの売上が数百万円に。ブランド化に成功した津和地島だより様
✅「パソコンに触れるところから」と言っていた農家さんがスイカのネット通販を始めて、400玉を24分で完売⇒月商900万円を達成。1年目から2年目の売上が6倍になった、しあわせスイカ農園様
✅加工品のネット通販を始めて、ホームページの開設直後から、売上を前年比5倍にされた、あったか野菜農園様
✅単価が安く、高値ではなかなか引き取られない白菜やナスなどの野菜を、YouTubeチャンネルでの情報発信を絡めた販売で、登録者数12万人ごえ⇒すぐに予定数完売まで到達した三和農園様
✅農業経験ゼロの状態からブルーベリーの観光農園を始めて、1年目から2年目にかけての来園者数を一気に8倍にされ、ネット通販と合わせて売上を伸ばし続けている、さわやかブルーベリーファーム市原様
✅世田谷という都会のど真ん中で、花のネット販売を始めて1年で売上2.5倍!「チューリップ農家」で検索キーワード2位を達成した、せたがやチューリップ農園様
このような実績を有しているのは、日本では他になく、野菜や果物のインターネット販売においては、日本で第一人者を自負しています。
先日、書籍を出版しました。
こちらの書籍に、那覇マンゴー園の那覇靖さんが、どうやって利益を伸ばしていかれたのかを、どなたでも簡単に読みやすい物語形式でご紹介しています。
この書籍を、現在、無料でどなたでも、お手持ちのスマートフォンで、気軽にお読みいただける形でプレゼントしています。
販売を行うまでに、那覇さんが何を準備されたのかも詳しく書いていますので、よろしければ、まずはこちらをお読みになってみてください。
↓
あなたのお役に立てましたら幸いです!
この記事を書いたのは
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昭和61年1月12日生まれ
香川県高松市生まれで現在は東京都在住。
元小学校教員。(埼玉、島根)
現「株式会社たねをまく」代表取締役。
過疎化、新型コロナウイルス、燃料費高騰、後継者問題、価格の乱高下……
今、日々の生活の苦しい農家さんを救うのは
インターネット販売であることと考え、
ITの知識を生かして2015年に起業。
日本初の、農家さんに特化したネット販売アドバイザー。
新規就農の方や農家さんが、野菜や果物をインターネットで販売して利益を出す方法や考え方をお伝えし、「農業はもうからない」という常識をくつがえしたいと思って活動しています。
【農家さんの主なコンサルティング実績】
✅ネット通販を始めて、準備期間を含めて100日で売上2倍、2年目にはその4倍を実現した那覇マンゴー園様
✅人口300人の小さな島で、ネット通販で不安視されやすい野菜(玉ねぎ)の販売により、テレビなどのメディアの紹介を呼びこみ、ネットのみの売上が数百万円に。ブランド化に成功した津和地島だより様
✅「パソコンに触れるところから」と言っていた農家さんがスイカのネット通販を始めて、400玉を24分で完売⇒月商900万円を達成。1年目から2年目の売上が6倍になった、しあわせスイカ農園様
✅若い農家さんがネット通販を主軸に考えてあえて農園の規模を縮小し、単価を上げて効率的に利益倍増。例年1日以内にすべての商品が完売する、サカヤ農園様
✅加工品のネット通販を始めて、ホームページの開設直後から、売上を前年比5倍にされ、Xのフォロワー数も2.5万人をこえる、あったか野菜農園様
✅単価が安く、高値ではなかなか引き取られない白菜やナスなどの野菜を、YouTubeチャンネルでの情報発信を絡めた販売で、登録者数14万人ごえ⇒すぐに予定数完売まで到達した三和農園様
✅ゼロの状態からブルーベリーの観光農園を始めて、1年目から2年目にかけての来場者数を一気に8倍にされ、ネット通販と合わせて売上を伸ばし続けている、さわやかブルーベリーファーム市原様
✅農業のイメージの少ない世田谷区でチューリップを育てて販売し、わずか1年で売上を2.5倍に。キーワード「チューリップ農家」でも2位に到達した、せたがやチューリップ農園様
【主な講演実績】
✅愛知県岡崎市役所さまからのご依頼で、販路拡大セミナー講師としてぐるなび様とあわせて登壇。(参加者満足度97%)
✅千葉県千葉農業事務所さまからのご依頼で、販路拡大セミナー講師として登壇。
✅インテックス大阪で開催された関西農業Weekにて、農作物のネット販売について講演。(事前注目度2位&参加者満足度90%超)
✅幕張メッセで開催された農業Weekにて、農作物のネット販売について講演。(参加者満足度96%超)
✅福寿園様、祇園辻利様など、お茶の流通業者や生産者の集まる「宇治茶アカデミー」にてECサイトの運用方法について講演。(参加者満足度94%)
✅秋田県の若手農業者・新規就農者のみなさまに向けて、農作物のネット販売について講演。
✅JICAプロジェクトの一環で、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州の農業局職員のみなさまへ、日本の農業の販路開拓の実際について講演。
✅福岡県の主催で、ふくおか農業トップランナーキャリアアップ講座に登壇。福岡県の女性農業者のみなさまに向けて講演。
✅その他、大阪、鳥取、埼玉、青森など日本全国からご依頼をいただいて講演中。
【書籍】
『メールもタイピングも苦手だった小さな農家さんが、農園の規模を変えずに、ネット販売準備開始から100日で売上を去年の2倍にした物語』を大手ネット書店Amazon様にて販売中。(高口のLINEに登録していただくと無料でお読みいただけます)
【記事掲載&メディア露出&協力】
✅NHK
✅マイナビ農業
✅FM COCOLO「僕らは海峡を渡る」
✅テレビ朝日系列「駅テレマルシェ」
✅YUIME JAPAN
✅成城大学プラントベースプロジェクト
【その他】
✅参議院議員会館で行われた「知のオリンピック」にて、弊社の取組を紹介したところ、3位入賞の栄誉をいただきました。
✅農家さんのお手伝いで、クラウドファンディング事業に参加。文章や写真撮影、宣伝など全面的にサポートし、350%の達成率で成功。
✅農家さんのための通販専門講座「ファーマーズメールオーダーアカデミー」を主宰。受講生165名突破。
インターネットの苦手な方でも、野菜や果物、お花のネット販売や観光農園づくりを一から学ぶことができ、年商1億円の農園クラスの超本格的なホームページを作って販売が楽しく始められるサービスを展開中。
北は北海道、南は沖縄県宮古島まで、
毎日全国からお問い合わせをいただき、
農家さんの販売事業をサポートさせていただいています。
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ネット販売を中心として農家さんが長期的に利益を伸ばす方法や、高口自身がサポートした成功事例、始め方などを解説しています。
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