農家さんの規格外野菜を使用! 成城大学のプラントベースプロジェクトが「食」を変える!?
2023/03/25
今日は、農家さんと関わりながら、これからの日本の「食」を変えたいと思って挑戦している大学生の方をご紹介します(^^)
先日、弊社事務所に、成城大学(せいじょうだいがく)の学生の方がお見えになりました。
↑成城大学プラントベースプロジェクト代表の遠藤さんと、浅田さん
代表の遠藤海凪斗(えんどう・みなと)さんは、なんとまだ1年生でありながら、成城大学で今回のプラントベースプロジェクトを立ち上げ、大学が実施したコンペティションでプレゼンを行ってなんと優勝!
大学の全面バックアップのもとで、日々活動に取り組んでおられます。
1.そもそも「プラントベース」とは?
そもそも「プラントベース」という言葉をあなたはご存知でしょうか?
もしかしたら、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
私は恥ずかしながら、遠藤さんからお話をうかがうまで、この言葉を知りませんでした。
プラントベースとは「植物由来の原材料を使用する」という意味
プラントベースとは、野菜など植物由来の原材料を使用する、という意味です。
プラントベースフードは、動物由来の原材料を使わず、植物由来の原材料を使用した食品のこと。
たとえばパスタやカレーなど、お肉が入りそうな料理に、肉を入れず、それでいて美味しく食べられるように工夫する。
肉に似た食感の大豆ミートを使ったり、ミルクやチーズなどの乳製品のかわりになるようなものを作ったりもするようです。
世界中のセレブも注目するプラントベース
プラントベースフードは、現時点では、日本はまだ耳なじみが薄いですよね。
でも欧米ではたいへん注目されていて、市場規模は一兆円をこえるとのこと。
ポール・マッカートニーさんや、ナタリー・ポートマンさんなど世界中のセレブがベジタリアンであるというのは有名な話です。
なぜ今「プラントベース」が注目されているの?
プラントベースフードがなぜ注目されているのか?
様々な理由がありますが、野菜を積極的にとることで、健康やダイエットなどへの効果が期待されること。
温室効果ガスの削減など、地球環境にも良いことが確かめられていること。
今回お話をうかがった遠藤さんは、プラントベースフードが広がることで、過酷な環境で飼育されている動物を救うという視点についても説明してくださいました。
2.成城大学のプラントベースプロジェクトで、大学から「食」を変えていく
遠藤さんたちが進めているのは、まさにこのプラントベース食品に注目したプロジェクトです。
まだ日本で広く浸透しているとは言いづらいプラントベースを、多くの人に広めていきたいという願いをもって、大学の学生食堂を変えようとしておられます。
(1)「みんなに優しい学食」を作る
↑遠藤さんからいただいた、成城大学プラントベースプロジェクト資料より
遠藤さんが改善していこうとしているのは、成城大学の学食。
成城大学には、現在2つの学生食堂があるそうなのですが、ここにプラントベースのメニューを出すことから始めてみようとされています。
試作メニューのベジキーマカレーうどん、お肉をいっさい使っていないそうですが、とても美味しそうです!!
(2)大学の食事環境を改善するところから、食への興味を多くの方に広げていく
遠藤さんによると、成城大学には、毎年数十名の学生が来ているそうなのですが、中にはヴィーガンやハラルの学生がいるとのこと。
そんな留学生の方にも、学生食堂で自由に食事ができるようになってほしい、という願いもこめておられるそうです。
素晴らしいですよね!
大学生はどうしても、カップラーメンばかり食べるなど、食生活が偏りがちなんだそう。
(高口も学生時代を思い返すと心当たりがある笑)
そんな学生の方にも、美味しく野菜を食べてもらえるようなメニューを開発しているそうです。
3.プラントベースプロジェクトに「農家さんの規格外野菜」を使いたい!
さらに遠藤さんたちは、この成城大学プラントベースプロジェクトで、美味しいメニューの開発のために、農家さんと契約し、農家さんの規格外野菜を使いたいという思いをおもちなんだそうです。
日本の美味しい農産物の魅力に気づいてもらうために活動
遠藤さんたちのお考えの根底には、引き取られなくて捨ててしまう野菜を減らしたいという農家さんへの思いや、日本の農産物の美味しさを、たくさんの人に知ってほしい、という思いがあるようです。
今回、私のところにお話に来られたのも、私がまさにそうした活動をしていることを知ったからなんだそうです。
成城大学がある世田谷の農家さんはもちろん、地域外の農家さんともつながりを作って、多くの人が美味しく食べられるメニューを作り、農家さんを含め、みんなが嬉しい社会を実現していこうとされています。
4.熱意あふれる学生さんとお話してみて
さて、あなたはこの記事を読まれて、どうお感じになられましたでしょうか?
遠藤さんたち、すごいと思いませんか……??
驚いたのは、遠藤さんがたいへん理路整然と、分かりやすくお話してくださること。
私は19歳のとき、到底こんな風には話せませんでしたし、社会問題の解決のために、熱意をもって活動することもありませんでした。
遠藤さんが笑顔で、まっすぐお話される姿は、とてもかっこよかったですね。
遠藤さんたちのように活動されるみなさんのことを、私は年齢関係なく、深く尊敬します。
5.農家さんとつながりたい学生さんとお話してみませんか?
もしあなたが農家さんで、このプラントベースプロジェクトに興味をもたれたなら、遠藤さんたちとお話してみませんか?
(1)あなたの農産物が、大学の学生食堂で使われるかも?
遠藤さんたちは、農産物の美味しさを学内外にどんどん広めていきたいと思っておられます。
そんなプラントベースプロジェクトで、あなたの野菜や果物も、もしかしたら使われるかもしれません。
プロジェクトの応援という意味だけでなく、新しい安定的な販路の確保にもつながりますし、あなたの野菜の美味しさを多くの方に知ってもらうこともできますよ。
(2)お問合せはまずLINEから、高口にお願いします
この成城大学プラントベースプロジェクトに興味をお持ちの方は、下の画像から高口のLINE公式アカウントにご登録の上、詳しいプロフィールを添えて、まず高口にLINEでメッセージをいただければと思います。
私が窓口となって、遠藤さんたちにご紹介したいと思います。
(都合により、ご紹介できないこともあります。ご了承ください)
私のLINE公式アカウントでは、現在Amazonで好評販売中の書籍や、ネット販売で売れる農家さんになるための方法や具体事例を解説したセミナー映像を無料で差し上げています。下の画像をクリック・タップしてみてください。
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遠藤さんたちも、私も、日本の食を支える農家さんたちとかかわって、社会をもっとよくしていきたいという思いは同じ。
成城大学プラントベースプロジェクトのみなさまのご活動を、私も応援できたら嬉しく思います(^^)